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町のとっておきの場所 横須賀・須軽谷「 ベルツリーファーム」
2026.03.16 月
町のとっておきの場所
Hachiがご紹介する町のとっておきの場所…
今回訪れたのは、横須賀市須軽谷で農業を営むベルツリーファーム。三浦半島特有の丘陵と谷戸が広がる、緑豊かな土地で、12年目を迎える鈴木康太さんにお話を伺いました。江戸時代から続く農家の家系に生まれた鈴木さん。結婚を機に須軽谷へ戻り、「子どもがのびのび育ち、庭でキャッチボールができる暮らし」を思い描き、この地で農業を続けています。
江戸末期、5代目(あるいは6代目)にあたるご先祖が、道端で倒れていた旅人を助け、自宅に迎え入れました。
その旅人は江戸から京都へ戻る途中の人物で、のちに成功を収めたといいます。
後年、その方は須軽谷を再び訪れ、感謝のしるしとして一軒の家を建てました。ご家族はその家に、およそ100年にわたって暮らしたそうです。
東京湾と相模湾の両方を見渡せる、開放感あふれる絶景ポイントです。

この話は代々語り継がれ、「自分が大変な時でも、人には良いことをしなさい」という教えとして今も心に残っています。
「今の自分の原点は、そこにあるのかもしれません」と穏やかに語る、その優しいまなざしが印象的でした。農業と地域活動を両立。野菜の売上の一部を町内会や子ども食堂、児童養護施設へ寄付するなど、地域に還元する取り組みを続けています。その活動は隣町にも広がっています。
昔ながらの農業を引き継いでいます。

かつて田園風景が広がっていた須軽谷も、時代の流れとともに稲作農家は減少。現在、米作りを続ける農家はわずか3軒です。「子どもたちの世代に田んぼの風景を残したい」と、鈴木さんは稲作を守り続けています。コンバインを使わず、あえて手刈りにこだわるのは、藁の形を美しく残すため。神棚やしめ縄、家庭菜園用など、藁を必要とする人が今も多くいるからです。手間を惜しまない姿勢には、農業への敬意がにじみます。
また、若い世代に地元の米を届けたいと、もち米を使った加工品の開発にも挑戦。野菜パウダーで色づけした切り餅など、見た目にも楽しい商品づくりを進めています。
黄金色に実った稲穂

「地産地消を大切に、神奈川で完結できる農業を」小さな範囲で、ひとつひとつ丁寧に育てる“ハンドメイドの野菜”が鈴木さんの信条です。収穫された野菜は、直売所「野菜の里」や「すかなごっそ」、地元スーパー「スズキヤ」、さらにAEON約20店舗へも届けられています。
地域の風習も大切にする須軽谷。毎年1月28日は、地元で親しまれている武山不動尊の「初不動」。五穀豊穣を祈り、山頂には出店が並びます。笹竿で麩菓子を釣る名物も。古くから続く営みと祈りが、今も暮らしの中に息づいています。
地域のために、三浦半島のために活動されています。

田畑は、誰かが手をかけてこそ風景になる。
農業を通して人と人をつなぎ、地域を耕し続ける鈴木さん。
そのまなざしは、これからの三浦半島の未来を静かに見つめています。
お忙しい中、取材・撮影にご協力いただきありがとうございました。










DATA
Bell Tree Farm(ベルツリーファーム)
神奈川県横須賀市須軽谷854
Instagram
最後までお読みいただきありがとうございました。
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