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お客様インタビュー「リフォームにまつわるストーリー」葉山町Y様宅

2025.12.10 水

リフォームを決められたきっかけは?
まずは、ご家族にとって葉山町一色という場所がどういう思い入れのある土地だったのか、お聞かせください。 戦時中、祖母と父が疎開していた葉山・一色の家を私が大学生のときに父が建て替え、その後、独身時代や結婚して子どもが出来てからも、両親や家族とともに長年過ごしてきました。セカンドライフを考えたとき、やはり慣れ親しんだ葉山・一色を選びました。

物件探しにあたって、どのような条件を大切にされましたか?
探し始めたのは秋谷から逗子あたり。条件としては次の4つを満たしたいと思いました。
① バス停とスーパーが近くにあること(車に頼らず生活できる環境)
② 駐車場が完備されていること
③ 部屋から海が見えること
④ 車を使わなくても生活できる環境であること(老後を見据えて)
地元の不動産屋さんと、週末に3〜4件ずつ、合計で20件ほど土地・物件を内見しました。

多くの物件をご覧になった中で、最終的にこちらの住宅を選ばれた決め手は?
実は“部屋から海が見える”という願いは叶わなかったのですが、海まで歩いて5分というロケーション。それ以外の条件を全て満たしていたので決めました。4月に工事をスタートして、6月には引っ越しというタイトなスケジュールでリフォームを進めました。

愛犬のまめちゃんもご機嫌です!


Hachiを選ばれた決め手は?
不動産屋さんから3社紹介を受けていました。東京にあった家を6月には退去しなければならず、新居への荷物の移行も含めてスケジュールが厳しかったため、工期の確実性がとても重要でした。紹介されたうちの1社は、工期の見通しが「間に合わない」という判断になりまして、結局「Hachiさん」ともう1社、計2社の中での選択となりました。
なるほど。スケジュールの制約が大きかったのですね。その中でHachiを選ばれた決め手は、どのような点だったのでしょうか?
いくつか決め手があります。まず、打合せの段階で「こちらがやりたいことを細かく言わなくても伝わっているな」と感じたのです。Hachiさんとは話をしていくうちに“この会社ならきっと任せられる”という信頼が芽生えました。特に印象に残っているのが、「キッチンの壁を取り壊したい」という私たちの希望に対して、Hachiさんが「可能ですし、とても良い提案がありますよ」と言ってくださったことです。その提案力と柔軟さで「ここだ」と思ったのです。それから実際にショールームにも伺いまして、そこに展示されているセンスやテイストが私たち夫婦の好みにしっくり合いました。この“設計・デザインの嗜好が一致した”というのも大きな決め手でした。

家具配置前

葉山町のリフォーム・リノベーション施工事例

家具配置後


リフォームを進めるなかで、「大変だったこと」もお聞かせいただけますか?
いくつかありますが、やはり「時間と場所の制約」が一番大きかったですね。私たちは、平日は東京の生活があるため、打ち合わせや現場の確認を含めて、土日のみで進めていかなくてはなりませんでした。そのため、土曜日・日曜日に東京から葉山へ通う生活が約3ヶ月間続きました。
それはかなりハードですね。具体的にはどのようにスケジュールをこなされたのでしょう?
例えば土曜日に早めに東京を出て葉山で物件・施工の打合せ、その後に現場確認。日曜日も同様に現場や設備の打合せ…という流れが続きました。スケジュール調整が非常に大変でしたが、振り返ると「家族の誕生日などのイベントを兼ねて葉山での打ち合わせをセッティングする」のも、意外と良い思い出になりました。打合せついでに葉山で家族時間を過ごすという感じで。
そのように工夫されていたのですね。現場が近くでも遠くても、やはり時間と移動は負荷になりますが、「家族の時間と打合せを重ねる」という発想はむしろ楽しいですね。
はい、そうなのです。例えば、打合せを終えた後、葉山・森戸エリアにある居酒屋兼民泊対応のお店、葉山森戸BASE (居酒屋よっちゃん家)に宿泊と食事で利用させていただいたのですが、ここが本当に助かりました。愛犬の“まめ”も見てくださったりして、家族だけで食事する時間がとれたのも、打合せ期間中の癒やしになりました。 正直なところ「工事を進めるための時間的・物理的な負荷」は大きかったですが、それ以上に「その期間が家族にとって特別な時間になった」ということを後で実感しました。毎週末、葉山へ出かけるという生活が家族の習慣にもなり、結果として“ここを選んでよかった”という気持ちを深めてくれたと思います。

家具配置前

家具配置後


リフォーム後のお住まいのなかで、特にお気に入りの場所をお伺いしてもよろしいでしょうか?
お気に入りの場所は、リビングです。リビングで寝転がり、テラス越しに庭の草木を眺めるひとときが「至福の時間」となっています。 その庭には南国の雰囲気を演出するために ブーゲンビリアやプルメリア・ハイビスカスを植え、さらに 梅・ すだち・ 金柑・ 夏みかん といった実のなる木もあり、季節ごとに変化を楽しんでいます。 ご夫妻は庭いじりも楽しんでおり、庭ではハイビスカスの花が美しく咲き、旦那さまが率先して水やりを担当されるなど、庭の“お世話”が暮らしの一部となっています。 今後は畑も始めて、季節野菜の収穫を楽しみにしていらっしゃるとのことです。さらに、ご夫妻は旅先のハワイで訪れたギャラリーで絵画や置物などのアートピースを購入しており、それらが家のあちこちに自然に飾られています。こうして「ハワイで出会ったひとつひとつの作品」が、ご夫妻の家が、ハワイの風を感じる場所にさせており、暮らしに愛着と旅の記憶が染み込んでいるのがとても印象的です。 ご夫妻は、日々の暮らしを心から楽しみながら、仲睦まじく過ごしていらっしゃいます。

家具配置前

家具配置後


「東京と葉山」の二拠点生活を始められて、現在どのような実感を持たれていますか?
はい、まず子どもたちも大きくなり、ライフステージが変わったことを実感しています。「これからは夫婦だけの生活」というイメージが、自然と膨らんできました。 特に、「あと20年はまだまだ楽しめる」「あと10年は誰の手助けもなしで元気に暮らしたい」という考えが明確になりまして、「思ったことは今やる」「“来年でいいよね”という考え方は絶対にダメだ」と強く思うようになりました。

家具配置前

家具配置後


その意思を持たれたのは、何かきっかけがあったのでしょうか?
東京での生活はどうしても毎日予定がびっしりで、「何かしなければ」という意識が常に働いてしまっていたのです。しかし、葉山を拠点にすることで、海が近く、自然の中で過ごす時間が増え、「ただ海岸を犬と散歩しているだけでも癒される」という感覚を取り戻しました。今は週末に「予定を入れない」ことを意識していて、葉山でゆっくり過ごす時間を大切にしています。そうすると、「時間を無駄にしている感じ」が全くしないのです。リフォームで“暮らしの質”が上がったというか、日常が豊かになったと感じています。

この度は、お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。
日々の暮らしを、大切にされ、心から楽しまれていて、とても仲睦まじい素敵なご夫婦です。

最後までご覧いただきありがとうございました。
ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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株式会社Hachi
お問い合わせ  Web : https://8hachi.co.jp/contact  TEL : 046-854-9762

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