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逗子市「かつての和室が、家族の集まるキッチンに」S様宅

今回担当させていただきましたのは、逗子市小坪のS様邸のリノベーションです。
子育てを終え、ご夫婦と愛犬との3人暮らし。これからのセカンドライフをより快適に楽しみたいとのご要望から、築26年のご自宅をリフォームさせていただきました。

自然素材をふんだんに使用し、もともと和室だった空間をキッチンに改装するなど、暮らしやすさを意識した間取り変更が大きなポイントです。

リビングにはご主人こだわりの薪ストーブを設置。室内にはぬくもりのある空気が広がり、ゆったりとした時間を過ごせる空間に仕上がりました。

また、薪ストーブの使用に欠かせないツールやアクセサリー、薪のストックをすっきり収納するため、屋外には専用の薪小屋も設けています。

リビング

フローリングには無垢材、壁と天井には漆喰を採用しました。無垢材は木目や質感が一つひとつ異なり、自然な美しさと個性が魅力です。漆喰には空気中の湿度を調整する性質があり、快適な室内環境づくりに役立ちます。

また、シーリングファンを設置して室内の空気を循環させる工夫を施しました。
日当たりのよいインナーテラスでは、わんちゃんが日向ぼっこを楽しめます。

ご家族全員が心地よく暮らせるよう、ワンルームに近い、仕切りのない開放的な空間をご提案しました。

BEFORE

AFTER

キッチン

奥様はお料理上手で、お孫さんも遊びに来るのを楽しみにされているとのこと。より快適に調理できるよう、大胆にレイアウトを見直し、キッチンの位置を変更しました。お買い物から帰宅後、すぐに収納できるよう、動線を意識してパントリーを設置。家事動線もスムーズになり、収納力もアップしています。

キッチンは日当たりのよい場所に配置し、ウッドデッキへも出入りしやすくなりました。自然光がたっぷり入る、明るく気持ちのよい空間です。

BEFORE

AFTER

パウダールーム

洗濯機をキッチン側に移動したことで、洗面エリアにゆとりが生まれ、より広く使いやすい空間になりました。オープンでおしゃれな造作の洗面台と棚を新設し、機能性とデザイン性を両立。グリーンのタイルをアクセントに取り入れることで、ナチュラルで落ち着いた印象に仕上がっています。朝の身支度も、リラックスしながら気持ちよく行える空間になりました。

BEFORE